佐和田の浜に行ったらかつての悲しい歴史の痕跡が今でも見れた

伊良部大橋を渡り最初に訪れたのは佐和田の浜。日本の渚百選にも選ばれている伊良部島の有名ビーチです。

遠浅の海と青い空が一体化するかのような景色の癒やしスポットで、その景色はさっきまで都会にいたということを完全に忘れさせてくれます。

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佐和田の浜について

写真では全容が伝わりにくいのですが、このように無数の岩が点々と転がっている珍しい光景。

調べてみると、これらは何と1771年の八重山地震による津波で運ばれてきた岩とのことでした。

八重山地震(やえやまじしん)は、1771年4月24日(明和8年3月10日)午前8時頃に八重山列島近海を震源として発生した地震である。推定マグニチュード7.4 – 8.7。

地震動による被害は僅かであった一方、この地震が引き起こした大津波により先島諸島が大きな被害を受けた。この大津波は、牧野清による『八重山の明和大津波』(1968年)以降、日本の元号を取って明和の大津波とも呼ばれている。

引用:Wikipediaより

今から200年以上前のことなので、全容を把握するような情報収集もできなかったことでしょう。これだけ無数の大岩が海底から運ばれてくるわけですから、その凄まじさは想像を絶します。

そんな大津波があったとは信じられないくらいのゆったりした時間が流れる場所でした。

泳いでる人もちらほらいましたが、佐和田の浜は天然ビーチであって正式な海水浴場ではないようです。泳ぐ方は自己責任なので、安全確認の上、気をつけて入ってください。

アクセス

宮古島の中心街から車で約30分です。

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