この記事ではVMware ToolsをWindows 10の仮想マシンにインストールする方法をご紹介します。
この作業をやらなくても仮想マシン(ゲストOS)の操作は可能なので必須の内容ではありませんが、行っておくとより快適に仮想マシンの利用が可能なので是非とも設定しておきましょう。
目次
VMware Toolsとは?
VMware Toolsとは、仮想マシンのゲスト OS のパフォーマンスを強化、及び管理機能を向上させるためのユーティリティツールです。
このツールなしでもゲストOSを実行できますが、インストールするすることでVMwareの機能を向上させることができます。
いちばん身近に効果を実感できるのは、ホストOSと仮想マシン間でのマウス操作です。
ホストOSと仮想マシン間の操作切り替えは『Ctrl+Alt』で仮想マシンから抜け出す必要がありますが、ツールをインストールすることで、シームレスなマウス操作ができるようになります。
インストール手順
1. VMwareのメニューバーから、『管理』→『VMware Tools のインストール』を選択します。
2. 上記を実行するとウィンドウ下に通知が表示され、仮想DVDドライブに『VMware Tools』のインストールディスクが挿入されます。
3. デスクトップにある『PC』のアイコンをクリックし、DVDドライブの『VMware Tools』のインストーラーを起動します。デスクトップのアイコンがない場合はこちらの手順を参考に表示させましょう。
4. ユーザーアカウント制御が表示された場合は『はい』を選択してください。
5. セットアップウィザードが起動します。次へ進みます。
6. チェックは任意です。ここでは『標準』にチェックをして次に進みます。
7. 『インストール』を選択します。
8. インストールが終了したら『完了』を選択します。
9. 最後に再起動して設定を有効にしてください。
以上で設定は完了です。